根の治療を軽視してはいけません
早くに被せ物に移行するメリットとデメリットとは?
神経までの虫歯は、神経を取らなければいけません。神経を取ると神経があった部分が空洞になるので、そこにある材料を埋めていきます。
このような治療のことを、根管治療(根の治療)と言います。
この根の治療は非常に複雑で難しい治療です。
ですが8割9割の先生はこの根の治療を軽視しており、十分に治療をおこなっておりません。
ほとんどの先生が簡単に終わらせてしまい、早くに被せ物に移行することが多いですが、患者さんも早く治療が終わるので満足されている方が多いのが現状です。
ですが実は、この治療をしっかり行わないと数年後、もしくは十数年後に腫れたり痛みがでたり最悪の場合、歯を抜かなければならなくなります。
本当は、しっかり根の中をきれいにした状態で被せ物に移行する必要があるのです。
根の中が感染を起こしてなければ良いですが、この根の治療を軽視しているとこのように汚れが付着しており、予後が悪くなります。当院では、きれいな状態で被せ物に移行しています。